ロードスターNA

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ロードスター(Roadster)は、マツダが生産している2人乗りオープンカー。自然吸気のレシプロエンジンを搭載し、駆動方式は後輪駆動。当初、ユーノス店専売モデルの初段として ユーノス・ロードスターの名で1989年8月に先行予約を開始、同年9月1日に発売された(北米での発売はそれより早く同年5月)。国内では予約会で半年以上のバックオーダーを抱えるほどの人気を博し、一時は月産台数が大衆車並みの8,000台近くになるほどだった。後に、販売チャネルであったユーノス店がバブル崩壊に伴うマツダの経営戦略見直しにより1996年4月1日をもって消滅し、販売チャネルはマツダアンフィニ店に移った。名称は「ユーノス・ロードスター」のままで販売された。そして1998年1月に初のフルモデルチェンジを受け、国内の販売名称をマツダ・ロードスターと変更し、現在に至っている。海外ではマツダ・MX-5 (Mazda MX-5) の名称で販売されている。

初代は、排気量の違いによって大きく二世代に分類される。まず、1989年から1993年に発売された1600ccエンジンを搭載するNA6CE型(末尾のEはEunosのE)と、1993年以降に発売された1800ccエンジンを搭載するNA8C型である。NA8C型では、国内外からの1600ccエンジンのパワー不足を指摘する声を反映し、エンジンを1800ccに容量アップした。これに伴い、ブレーキやボディの補強、デフの大型化が実施された。トルクは増加したが、同時に重量も増加したことと、最高トルク発生回転数が低いことから、旧1600ccに比べて走行性能にさほど大きな差は無い(パワーウエイトレシオはNA6CE型で7.1kg/ps、NA8C型で7.6kg/ps)。


「ユーノス・ロードスター」が誕生した当時は、好景気に恵まれていたこともあり、オープン2シーターという構成は、「運転と自動車そのものを楽しむ」という純粋に車好きに歓迎されました。ただ、不景気という外部要因には極めて分が悪い面があります。しかし、マツダの顔のような存在ですから、「ロードスター」抜きのマツダというのは想像できません。「ロードスター」は、あと数年で誕生以来20年を迎えます。誕生以来、日本のみならず、世界でも最も有名なオープン2シーターであり、「ロードスター」が自動車界に与えた影響は多大なものがありました。

初代の「ユーノス・ロードスター」は、日本のメーカーが素晴らしいスポーツカーを製作する能力と資質を有していることを示すと同時に、単に速いことだけがドライビングプレジャーではないということを、強烈に知らしめてくれました。「ロードスターだけは永遠」であって欲しいものです。