MTR(Multi Track Recorder; マルチトラックレコーダー)

esbooks.co.jp


MTRとはMulti Track Recorder(マルチトラックレコーダー)の略称で、録音用機器の一つである。音源を録音する際、複数に分割して行う。この際、複数に分割したものをトラックと呼び、それが多数(つまりマルチ)であることから、マルチトラックレコーダーという。例えば現在一般的に普及しているステレオ(2ch)音源は最終的に2つのトラックで収録されていると言える。録音する際に最初から再生機器のチャンネル数と同数のチャンネル(トラック)数で録音する方法と、パートごとに別録り、または別マイクを用いて録音する場合がある。最終的なリリース音源と録音ソースのトラック数は一致しないこともある。むしろ現在の商業音楽はパート別録りが一般的であり、大編成のオーケストラをホール録りする場合などを除いて(ただし、オーケストラでも、場合によってはパート毎にマイクを用意することもある)、別録り後に最終的なミックスを行っている場合がほとんどである。

バンドや個人でのレコーディングをするには、最適な方法ではないかと思います。デジタルMTRは、入力時やミキシング時のエフェクターが、すべて始めから内蔵されているものがほとんどです。難しいエフェクトの設定等も、始めからプリセットされていたりするので、スムーズにクオリティーの高い音が再現できます。これからMTRを買おうと思っている方には、やはりデジタルMTR(ハードディスクに録音)を、お奨めします。またデジタルMTRは、本体にCD-RWドライブを買い足し搭載させれば、作った曲を直接CD-Rに焼きこむことが出来、簡単に自作の音楽CDが作成出来るので大変に便利です。もちろん、パソコンに接続してパソコンのCD-RWドライブでも同等のことは出来ます。アマチュア音楽愛好家の間では、デジタル技術の進化に伴いデジタル・レコーディングが広まり、MDを使ったMTRのマシンなどが人気を博します。デジタルならではの音質の良さに加え、編集の自由度の高さでも高い評価を獲得。


例えばドラム、ベース、ギター、ヴォーカルで構成されているバンドの楽曲を8トラックのMTRでレコーディングした場合、次の様なトラックの使い方が考えられます。トラック1:ヴォーカル、トラック2:リードギター、トラック3:リズムギター、トラック4:ベース、トラック5:ドラム(スネア&ハイハット)、トラック6:ドラム(バスドラ)、トラック7:ドラム(右側のシンバル&タム)、トラック8:ドラム(左側のシンバル&タム)。

各パートは同時に録音しても、後からヴォーカルやリードギターを重ね録りする様にしても良い。イントロのリズムギターだけ録り直すといった事もできます。また、何度か同じフレーズを弾いて、ベストテイクだけ集めて編集する事もできます。プロのCDは、最初から最後まで一度に演奏している様に聴こえますが、実際にはこういった編集がかなり行われています。特にヴォーカルは1小節単位に録音する事も珍しくありません。