FMトランスミッター

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FMトランスミッターは、スピーカーから出るような音や曲を、FM放送と同じ周波数・変調方式の電波に乗せて発信する機器です。電波の届く範囲でFMラジオを使い、トランスミッターから出力される電波の周波数にチューナーをあわせると、トランスミッターに接続された携帯音楽プレーヤーなどの音を、ラジオで聞くことができます。FMの電波は、複数の放送が同じ周波数で電波を流してしまうと混信してしまいますので、FM放送局などが放送に使っている周波数といった既存の周波数は避け、複数のトランスミッターを使う場合は、別々の周波数を使って電波を発信しなければなりません。携帯電話では、最近、auの「W32SA」という機種にFMトランスミッター機能が搭載されました。この機能を使うと、「着うた」「着うたフル」「ムービー音声」などをラジカセやカーラジオに送り、大きなスピーカーで音楽を楽しめます。周波数は79.1MHz〜83.2MHzの範囲内で、0.1MHz刻みの調整が可能です。

電波の強さは、距離の2乗に比例して弱くなりますが、FMトランスミッターの電波は3メートルを超えてもなくなるわけではありません。また、壁があっても通り抜ける場合もあるので、気をつけるべきでしょう。一般的なFMラジオであれば実用的に使うことができない場合でも、高性能な受信機では内容を聞き取れる場合もあります。電波さえ受信できれば誰でも内容を聴くことができますので、秘密にしたい内容などは発信しないように気をつけておくべきでしょう。逆に、至近距離でトランスミッターを使っていても、電波がうまく届かないため利用できない場合があることにも注意が必要です。たとえば、自動車内でデジタル音楽プレーヤーにFMトランスミッターを接続していても、ラジオのアンテナが車外にあるため、車のボディや窓に貼られたフィルムに邪魔されて電波が届かず、利用できないという場合もあり得るのです。


FMトランスミッターとは、FM放送に準拠した変調信号を送信する送信機である。主にデジタルオーディオプレーヤーなどの携帯型音楽プレーヤーで再生した音楽等を至近距離のFMラジオ(特にカーオーディオが多い)で聴くために使われる。また、電波を送信することから、ミニFM放送を行う目的にも使われる。かつては、携帯型音楽プレーヤーとカーオーディオはカセットアダプターを介して接続する場合が多かったが、現在ではより簡便なFMトランスミッターが主流となっている。

また、FM電波を飛ばして再生できるため、無線で接続できるが、ケーブルを介して繋いだ場合と比べると音質は若干低下する。電源は、電池式とACアダプター式の二つに大別され、後者の場合は自動車のシガーソケットと一体型になった商品も多い。また、携帯型音楽プレーヤーや携帯電話には、FMトランスミッターが内蔵された製品もある。