エコドライブ

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エコロジーは、世界でもっとも関心が持たれている事柄の一つです。地球の温度が上がって、南極の氷が溶けて海に流れ出し、海水面が上昇してきています。CO2の排出基準を設定し、この問題に世界中が取り組んでいこうとしています。自動車が好きな人や、ドライブが趣味の人達、そして郊外に住んでいて自動車が無いと生活が成り立たない人々がいます。また、車を運転することを生業としている人達もいます。今や、車は現代社会において、なくてはならない物となっています。それで、ガソリンに替わるエネルギーの開発に、世界中がしのぎを削っています。けれども、やはりまだまだガソリンに頼らなければならないのが現実です。原油価格が高騰すれば、ガソリンの価格が日増しに上昇します。値上がりが続けば、私たちの生活に、直接・間接問わず、様々な影響を及ぼします。そして、事業をたたむところまで来る人も少なくありません。実際のところ、そういった場合は、少しでも節約するしか方法が無いのかもしれません。しかし、こういった局面をポジティブにとらえるなら、ガソリンの節約を通じて、環境に配慮するきっかけにすることができます。そこで大切なのは、効果的な節約の仕方ということになります。車を動かさなくても行ける範囲でも、私達はつい便利だからと言って、車で出かけていってしまいます。短い距離なら、身体の健康のために歩くのが良いでしょう。道を本当に必要としている人達に譲れば、エネルギー問題だけでなく、渋滞も解消されます。もちろん、たまの休日には、家族で郊外へとドライブし、自然の中で思いっきりアウトドアを楽しむのも良いでしょう。

環境を考えながら、ガソリンを節約する方法について見てみましょう。
その1・・・運転する前に空気圧をたしかめる。これで、ガソリンの消費は4%減ります。
その2・・・スタートするとき、急発進はしない。時間に余裕を持ってゆっくりアクセルを踏み、おだやかに発進しましょう。発進後は時速20キロが目安で、ガソリンの消費は11%減ります。
その3・・・一定の速度で走る。高速道路においては80キロ走行を保つと、1.5倍ほど燃費が良くなります。そして、十分に車間距離をとって走りましょう。
その4・・・夏の暑い日の車の中の温度は、日中40度以上にもなることがあります。窓を開けて空気を入れ替えてから、クーラーをつけてください。車内の温度や風量の調整をこまめに行うことで、車内を冷やしすぎないようにすると良いでしょう。もし、夏場、車内の温度を冷やしすぎた場合は、外気温が25度ぐらいのときにエアコンを使用すると、12%ほど燃費が悪くなります。
その5・・・不必要なアイドリングはやめましょう。これは条例で禁止している地域もあります。貴方の命を託しているとも言える車のためにも、ほんの少し丁寧に運転することは、十分エコにつながり、ガソリンの節約にもなるでしょう。


エコドライブを単に燃料の節約だけでなく、もう少し広い意味で捉えて、運転マナーを考えてみましょう。車を走らせているとよく見かけるのが、ごみのポイ捨てです。車の窓から捨てているのか気になります。せっかく一定速度で安全走行しているのに、道を阻まれてしまうことがあります。マナーの悪さにうんざりすることや、あわや惨事!ということもあります。日々起きている交通事故。むりな追い越しによるものもあります。高速道路を走行中に、前を走っている車の荷物が落下することもあります。これはたいへん危険なことです。車を運転する前に積み荷の検査をすることは常識ではないでしょうか?時間はゆっくり流れているのに、なぜそのように急ぐ必要があるのでしょうか?急がば廻れと云う言葉があります。

エコドライブとは、他に迷惑をかけないようにマナーを心がけることにも繋がるのではないでしょうか?車を走らせていると、道端に植えられている木や花が、車の排気ガスで色あせているのを見かけます。「かわいそう」とおもわず口にしてしまいます。車が渋滞する道路に限って、よく見かけます。エコドライブを考える時、そのこともちょっと思い出してみては如何でしょうか?車社会に生きている私達に今出来ることは何なのかを考えましょう。物が溢れかえっている現代社会で、どう暮らせば良いのかを考えることで、エコロジーが身近なものとなります。